皮と種、ワタを取り除き、ゆでて与えます。
ただ、皮にもβ-カロテンが含まれていますので、ごつごつした部分を取り除いて与えれば皮付きでもOKです。
煮物にしたカボチャは、味付けがしてありますのでNGです。
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愛犬・愛猫に与えてもよいカボチャの量
・犬(体重5kg)…10g程度
・猫(体重4kg)…大さじ1杯程度
(『いぬのきもち』『ねこのきもち』より)
※1日に与える量は個体差がありますので、様子をみながら調整してください。
(注意)かぼちゃの種には、非常に多くのリンが含まれていますので、特に腎臓病の犬・猫には食べさせないようにしましょう。
この動画を見て、トッピングしているブドウ、ピーマン、プチトマトに問題あり、という方もおられるかもしれません。
でも、大型犬のゴールデン・レトリーバーなので、これくらいなら全く問題がないと思われます。
飼い主さんの解説によると、ブドウではなくブルーベリーです。
ブドウは基本ダメだけど、ブルーベリーはブドウと別の植物なので少量ならOK。
ピーマンとトマトは、ナス科の野菜なので、アレルギー反応などを起こす可能性はあります。
参考:愛犬・愛猫が「ナスビ」を食べても大丈夫?
ゴールデン・レトリーバーの名前は「cocoちゃん」と言いますが、ほんとうにお行儀がいいですね。
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カボチャの栄養分は?
カボチャには、β-カロテン、ビタミンC、ビタミンEを多く含んでいます。
これらはすぐれた抗酸化作用があって、活性酸素による細胞の酸化をおさえ、老化防止やがん予防に効果が期待できます。
カボチャは夏野菜ですが、日本では冬至(12月22日ごろ)にカボチャを食べる風習があります。
この風習の由来には、いろいろなことが言われていますが、その一つに「冬至に食べると風邪をひかない」からというのがあります。
栄養的にみると、先に書いた抗酸化作用、ビタミンCの免疫力向上、ビタミンEの血流をよくする作用がありますので、「風邪をひかない」というのはあたっています。
また、食物繊維も多いので、便秘ぎみなわんこ、にゃんこに与えると効果的です。
パンプキンスープは与えてもいいの?
市販のカボチャのスープは添加物が多いので、粉末も含めて与えてはダメです。
カボチャをつぶし、ペット用の牛乳を混ぜて加熱するとパンプキンスープができます。
これなら、冷ましたあとに与えても大丈夫です。
人用の牛乳は、乳糖が含まれています。
犬や猫は乳糖を分解する酵素が少ないので、消化不良や下痢を起こします。
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