犬・猫が食べてもよい肉類と量は?注意する部位など・・・


 
犬や猫が食べてもよい肉類は、牛肉、豚肉、鶏肉、鴨肉、ラム肉、鹿などです。
 
まず、注意点を書いておきます。
 
 

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犬・猫に肉類を与えるときの注意点

・生肉はできれば与えない
 
・できるだけ脂身を除いて赤身だけを与える
 
・味付けした肉は与えない
 
 
<生肉はできれば与えない>
生肉を食べ慣れていて、問題がない場合は生肉でもOK(ただし、豚肉には注意)。
 
新鮮で安全な生肉を与えるようにしましょう。
 
生肉には、サルモネラ菌、大腸菌、雑菌が付着していることがあり、加熱処理をしないと食中毒を起こすことがあります。
 
特に、豚肉には寄生虫(トキソプラズマ)が潜んでいる可能性がありますので、必ず加熱処理をしましょう。
 
 
<できるだけ脂身を除いて赤身だけを与える>
脂身が多い肉を食べると、すぐにカロリーオーバーになり、肥満の原因に。
 
脂肪は他の栄養素より消化に時間がかかります。
 
犬や猫はあまり噛まずに飲み込みますので、脂肪が消化されないまま腸へ移動する可能性が高いです。
 
そうすると、脂肪には、腸を刺激する作用があるので、下痢を起こしてしまいます。
 
また、脂肪を摂りすぎると、急性膵炎になるリスクがあります。
 
 
<味付けした肉は与えない>
焼肉のタレ、コショウなどで味付けされた肉は、犬や猫の体にはよくありません。
 
 

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犬・猫に肉類を与えてもよい量は?

・犬(体重5kg):5g程度。
 
・猫(体重4kg):茹でて2~3cm四方くらい。
(『いぬのきもち』『ねこのきもち』ベネッセより)
 
※あくまで参考量(1日)ですので、様子をみながら量を調整してください。
 
「おむすびさん」の動画が参考になります。飼い主さんから、いろんな食材をおすそわけしてもらっています。メインはキャットフードを食べています。
 


 
 

注意したい肉の部位

脂身以外では、次の部位に注意してください。
 
・レバー
 
・骨付き
 
 
<レバー>
少量なら、犬や猫に与えても大丈夫です。
 
ただ、レバーには、ビタミンAとビタミンDが豊富に含まれています。
 
ビタミンAを過剰摂取すると、ビタミンAであるレチノールが肝臓に蓄積され、頭痛や吐き気の原因になります。
 
また、ビタミンDはカルシウムの吸収を助ける働きをしますが、過剰摂取すると、高カルシウム血症を起こす可能性があります。
 
参考:愛犬・愛猫が「レバー」を食べても大丈夫だけれど注意点も知って!
 
 
<骨付き>
骨付きのまま与えると、骨を誤飲する危険があります。
 
 

高齢犬・猫におすすめな肉

高齢な犬や猫におすすめな肉は、「鶏のささみ」です。
 
低脂肪で高タンパクなので、高齢な犬や猫に最適です。
 
生のささみには、雑菌が付着していますので、必ず加熱処理をしましょう。
 
熱湯に通し、ほぐして与えましょう。
 
 

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