愛犬・愛猫がイチジクを食べたけどダメだったの?どうしたらいいですか?


 
多くのサイトに「中毒」という文字が書かれていますので、ビックリしますよね。
 
でも、まず落ち着いて!慌てないで!
 
中毒症状を起こすことがあるということで、死に至るケースはまれです。
 
 

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愛犬・愛猫がイチジクを食べたときの対処法

愛犬・愛猫がイチジクを食べた直後はケロッとしていても、消化・吸収には時間がかかりますので、数時間後には様態が変化して悪くなる可能性があります。
 
動物病院に連れて行ける状態なら、すぐに連れて行きましょう。
 
シリンジなどを使い大量に水を飲ませて、強制的に吐かせるという方法もありますが、気管に水が入ったりする危険がありますので、獣医さんに処置してもらいましょう。
 
病院に連れて行っても、何事もなく帰ってきたら、それはそれでいいではないですか。
 
 
<動物病院に連れて行ける状態でなかったら>
しばらく様子をみるしかないですね。
 
愛犬・愛猫がイチジクを食べた量にもよりますが、次のような症状を起こす場合があります。
 
・嘔吐、大量のよだれ、下痢
 
・(しばらく時間をおいて)口の中の炎症、皮膚炎、アレルギー
 
 
嘔吐や下痢の最中に、一時的に脳内の血圧が上がり、倒れて痙攣をおこすことがありますが、決してたたいたり、ゆすったりして起こそうとしないように。
 
経験上、10秒くらいでおさまります。
 
嘔吐や下痢を起こすと、犬や猫は相当体力を消耗します。
 
また、たいていは脱水症状を起こしますので、ぐったりして水も何も食べないようでしたら、早い内に動物病院に連れて行きましょう。
 
水も何も食べない期間は、3日がタイムリミットだと、かかりつけの獣医さんが言っていました。
 
 

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愛犬・愛猫がイチジクを食べてはいけない理由

イチジクの葉、皮、果肉には、ソラレンやフィシンといった中毒性の成分が含まれています。
 
ソラレンは、紫外線の吸収を高める光毒性物質です。
  
これが原因で、皮膚炎を起こすことがあります。
 
イチジクの茎から出てくる白い液体がフィシンです。
 
口がかゆくなり炎症を起こす原因になります。
 
 
これだけみると、イチジクによって死に至ることはまずありませんが、先に書きましたように、嘔吐や下痢は相当体力を使いますので、シニア犬・猫なら一気に老犬・老猫になる可能性があります。
 
また、皮膚炎やアレルギーは、犬・猫にとって大きなストレスになります。
 
ストレスは、人間の想像以上に、犬・猫の寿命を縮めます。
 
 

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