愛犬・愛猫が「メロン」を食べても大丈夫なら量はどのくらい?

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成分の約87%以上が水分ですので、水分補給に最適です。
 
果肉の色が濃いオレンジ色のものほど、βカロテンが多く含まれています。
 
βカロテンは、抗酸化作用がありますので、老化防止や動脈硬化の予防などの効果が期待できます。
 
 
スイカ同様、カリウムを多く含みます。
 
カリウムは、ナトリウム(塩分)の排出を促して血圧の上昇を抑える働きや、筋肉の収縮をスムーズにする働きなどをします。
 
また、キャバという成分が含まれていて、ストレスをやわらげる効果があります。
 
 

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ただし、腎臓や心臓に疾患のある場合はNG

カリウムは、スイカの約3倍も含まれています。
 
摂取したカリウムの大半は、尿や汗などで体外へと排出されるのですが、腎臓の機能が低下していると、カリウムが体内に溜まってしまい、高カリウム血症を招く可能性があります。
 
高カリウム血症になると、不整脈や頻脈を起こすようになり、心停止に至ることもあります。
 
 

愛犬・愛猫に与えてもよいメロンの量は?

・犬(体重5kg)…20g程度
※マスクメロンの可食部(360g)の16分の1で22.5gです。
 
・猫(体重4kg)…刻んで大さじ1程度
(『いぬのきもち』『ねこのきもち』より)
 
※1日に与える量は個体差がありますので、様子をみながら調整してください。
 
 
柴犬の「小春」ちゃんがメロンを食べているところを撮影した動画です。
 
お行儀のよいきれいな食べ方をしています。
 
小春ちゃんには、ちょうどよい大きさ・量だと思います。
 
(音声と広告が入っています。)


 
 

おいしいメロンを愛犬・愛猫にあげるには

まるごと置いておく場合は、常温で保存します。
 
メロンのおしりの部分がやわらかくなったら食べごろです。
 
食べる2時間ほど前にカットして冷蔵庫で冷やします。
 
冷やしすぎると、甘みと香りが飛んでしまいます。
 
甘みは、ショ糖、果糖、ブドウ糖によるもので、食べると比較的早くエネルギーとして利用されます。
 
 

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網のマスクをしているからマスクメロン?

表面に網目があるメロンは、マスクメロンという名前がついています。
 
網目=仮面=マスクと思っている人も多いと思います。
 
 
英語でマスクメロンは、muskmelonです(アメリカではcantaloupとも)。
 
この「musk」は、「ジャコウ」という意味です。
 
ジャコウの香水をムスク(musk)といいますね。
 
つまり、ジャコウの香りがするので、マスクメロンという名前がついたのです。
 
ちなみに、風邪をひいたときなどにかけるマスクは、「mask」です。
 
 

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