愛犬・愛猫が「ブルーベリー」を食べても大丈夫?ヨウシュヤマゴボウの実は?

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ブドウは、ブドウ科のつる性落葉低木であるのに対し、ブルーベリーは、ツツジ科スノキ属シアノコカス節の落葉低木です。
 
ですので、ブドウとブルーベリーは別の植物です。
 
ブルーベリーに有毒成分は含まれていません。
 
 

愛犬・愛猫に与えてもよいブルベリーの量は?

犬(体重4kg)…10g(4粒)程度、皮のままでよい(『いぬのきもち』より)
 
※猫に関しては不明です。
※1日に与える量は個体差がありますので、様子をみながら調整してください。また、その後の研究により与えてはダメな食材になる可能性があります。
 
与えすぎると、軟便・下痢の原因になります。
 
 

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アントシアニンは犬・猫の目にいいの?

ブルーベリーに含まれるアントシアニンは、視力の改善に有効であることはよく知られています。
 
しかし、犬の目にはアントシアニンは効果がないそうです(『いぬのきもち』2012年9月号)。
 
ブルーベリーの一種で、ブルーベリーよりもアントシアニンの量が多いビルベリーも同様に効果がありません。
 
猫も同じく目に関しては効果が期待できないと思われます。
 
目以外に、アントシアニンは軽度の肝機能障害を改善する効果があります。
 
 

ブルーベリーの栄養分は?

βカロテンが豊富に含まれており、皮ふや粘膜をじょうぶにして免疫力を高めます。
 
βカロテンには抗酸化作用がありますので、活性酸素の害から守ることで、ガン予防、動脈硬化や老化の予防に役立ちます。
 
また、ブルーベリーにはビタミンEも豊富に含まれていて、細胞の老化や血行促進に役立ちます。
 

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ブルーベリーによく似た植物に注意!

ブルーベリーによく似た植物に、「ヨウシュヤマゴボウ」というのがあります。
 
こちらは有毒成分が全体わたってあります。
 

 
北アメリカ原産ですが、日本に帰化してしまい、日本全国に分布しています。
 
ヨウシュヤマゴボウは、街中でも見かける植物ですので注意してください。
 
ヨウシュヤマゴボウが草に対し、ブルーベリーは低木ですので、ブルベリーが街中で自生していることはまずありません。
 
ちなみに、ヨウシュヤマゴボウの果汁はアメリカではインクベリーと呼ばれ、手や服につくとなかなか落ちませんので、実をさわらないようにしましょう。
 
 

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