バナナは、非常に栄養価が高い食品です。
高カロリーと思われがちですが、普通サイズのバナナ1本分のカロリーは、お茶碗の半分以下のごはんの量と同じ位です。
また、エネルギー源として優れています。
ブドウ糖、果糖、ショ糖、でんぷんなど、多様な糖質が含まれていますので、エネルギーが長時間持続します。
バナナを食べると短時間でエネルギーに替わるので、スポーツ選手が試合途中にバナナを食べているシーンをテレビで見たことがあると思います。
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愛犬・愛猫に与えてもよいバナナの量は?
・犬(体重5kg)…生で20g程度。皮をむき、表面の筋も取り除いて。
・猫(体重4kg)…厚さ1cmくらいの輪切り1個。
(『いぬのきもち』『ねこのきもち』より)
※1日に与える量は個体差がありますので、様子をみながら調整してください。また、研究の進歩により、与えてはダメな食品になる場合があります。
表面の白い筋には、食物繊維やポリフェノールが含まれていますので、人がバナナを食べるときは、取り除かすに食べましょう。
バナナに多く含まれる栄養素
カリウム:バナナには、リンゴの3倍以上のカリウムが含まれています。
体内の塩分(Ma)を排出したり、筋肉の収縮をサポートします。また、利尿作用があります。
マグネシウム:エネルギー代謝を促進して疲労回復を促します。また、筋肉の収縮、血圧調整、体温調整、血糖値の調整などの働きをします。
愛犬・愛猫が、バテぎみの時に与えれば効果的です。
ただし、食物繊維も豊富に含まれていますので、与えすぎると下痢の原因になります。
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こうすれば愛犬・愛猫がよろこぶかも
夏は凍らせてシャーベットにすればよろこびます。
冬は皮ごとホイルで包んで蒸し焼きにしてもおいしいですよ。
青みがのこっているバナナは、常温で黄色くなるまで待ちましょう。
りんごといっしょの袋にバナナを入れておくと熟成が早まります。
追記(2018年8月13日):バナナに含まれるカリウムの量が多いので、血中のカリウムの数値が高い腎臓病の犬・猫が食べるのはNGです。
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