ローストビーフとして売られているものはダメ!
ローストビーフとして売られているものは、塩、コショウ、その他の香辛料が使用されていますので、愛犬・愛猫に与えてはダメです。もちろん、ソースをかけたあとのローストビーフもダメです。
愛犬・愛猫が市販のローストビーフを食べてしまったら
市販のローストビーフを、たまたま、少量食べたのなら問題はありません。しかし、場合によっては、少量でも下痢をおこす可能性はあります。
大量に食べてしまった場合は、しばらく様子をみて、下痢や嘔吐をするようでしたら、獣医師に診てもらいましょう。
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愛犬・愛猫にローストビーフを与えるなら
飼い主さんがつくったローストビーフなら、愛犬・愛猫が食べても大丈夫です。
ただし、塩とコショウを使った下ごしらえはしないことが条件です。
<犬・猫に与えてよいローストビーフの量>
・犬(体重5kg):1枚を適当に切ったもの。
・猫(体重4kg):1枚の1/2を適当に切ったもの。
(『ねこのきもち』ベネッセより)
「塩とコショウを使った下ごしらえはしない」となると、愛犬・愛猫専用のローストビーフになりますね。
愛犬・愛猫用のローストビーフの作り方
材料:牛もも肉のブロック、オリーブオイル
・フライパンにオリーブオイルを引く
・強火で表面を焼く
・焼き色が付いたら弱火にして10分ほど焼く
・フライパンから肉をあげて、すぐにアルミホイルで包む
・2時間程度アルミホイルで蒸らす
フライパンに引く油は、オリーブオイルが愛犬・愛猫にはやさしいですね。
フライパン以外にも、オーブンや湯煎で作る方法もあります。
冷蔵庫で保存して、2、3日は日持ちします。
冷凍では、スライスしたものは2週間ほどです。
ローストビーフの中心温度と食中毒菌
強火で焼き色が付いたら蒸らしてもいいのですが、肉のブロックの中心に食中毒菌が残っている場合がありますので、念のため弱火で10分ほど焼いた方が愛犬・愛猫にはよいと思います。
それでも、中心部に熱が通ったとしても、50℃~65℃ほどです。
殺菌するには、75℃で1分以上加熱する必要があると言われています。
最近、野外バーベキューをしていて、食中毒にかかってしまったという話をよく耳にします。
牛肉でも、直前まで低温保存せず、また、よく焼かなかったのが原因のようです。
自作のローストビーフでも、切って、中が生の状態の場合は気をつけてください。
<油はヒクのかシクのか>
書いていて「あれ?」と思ったので、書いておきます。
油はフライパン一面に引き延ばしますので、「油を引く」が正しいようです。
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