犬・猫に豆腐をあげてもいい量はどのくらいでしょうか?


 

犬・猫にあげてもよい豆腐の量

・犬(体重5kg):小さじ2
 
・猫(体重4kg):小さじ1
(『いぬのきもち』『ねこのきもち』ベネッセより)
 
小さじ1って少ないなぁ、と思われるかもしれません。
 
小さじ1で、だいたい4~5gです。
 
 
小さじ1を5gとして、小さじ2では10g。
 
体重50kgの人間だと、10倍して100g食べる計算になります。
 
豆腐100gは、1丁の3分の1、ないしは4分の1にあたります。
 
豆腐を1丁の4分の1食べれば、十分ではないでしょうか。
 
 
猫の量が犬より少ないのは、腎臓の病気になるのが心配だからです。
 
 

スポンサーリンク


 
 

犬・猫に豆腐をあげるときの注意点

豆腐は、大豆を加熱加工しているので消化がよく、ヘルシーな食品です。
 
また、水分が多いので、水分補給としても最適です。
  
しかし、次の点に注意しましょう。
 
・与えすぎると肥満の原因に
 
・尿石症になる可能性があるので、継続的に与えない
 
・大豆アレルギーの犬・猫には与えない
 
 
<与えすぎると肥満の原因に>
ヘルシーな食品である「鶏のささみ」の脂質(脂肪)が、100gあたり1.1gに対し、豆腐の脂質は2.8~5.7gあります。
 
意外に多いので、与えすぎると肥満の原因になります。
 

  カロリー 水分 タンパク質 脂質 ナトリウム カリウム カルシウム マグネシウム リン
木綿豆腐 72kcal 86.8g 6.6g 4.2g 59mg 140mg 86mg 130mg 110mg
絹ごし豆腐 56kcal 89.4g 4.9g 3.0g 14mg 150mg 57mg 55mg 81mg
ソフト豆腐 59kcal 88.9g 5.1g 3.3g 7mg 150mg 91mg 32mg 82mg
充てん豆腐 59kcal 88.6g 5.0g 3.1g 10mg 200mg 31mg 68mg 83mg
沖縄豆腐 106kcal 81.8g 9.1g 7.2g 170mg 180mg 120mg 66mg 130mg
ゆし豆腐 50kcal 90.0g 4.3g 2.8g 240mg 210mg 36mg 43mg 71mg
焼き豆腐 88kcal 84.8g 7.8g 5.7g 4mg 90mg 150mg 37mg 110mg

 
 
<尿石症になる可能性が>
大豆から豆腐をつくる段階で、「にがり」を入れます。
 
「にがり」にはマグネシウムが多く含まれているので、継続的に与えると尿石症を起こす可能性があります。
 
また、リンの量も多いので、尿石症の原因になります。
 
 
<大豆アレルギー>
大豆アレルギーの犬・猫には与えてはいけません。
 
豆腐を初めて与える場合は、ほんの少しだけ与えて様子をみましょう。
 
少量で、嘔吐や下痢を起こしたら、大豆アレルギーの可能性があります。
 
大豆アレルギー症状がでたら、今後は絶対に豆腐を与えてはいけません。
 
食物アレルギーは、最悪、死に至ることがあります。
 
 

スポンサーリンク






 
 
 

タイトルとURLをコピーしました