愛犬・愛猫が「栗」を食べても大丈夫だけど注意点もあります!

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ビタミンB1が多く含まれていますので、愛犬・愛猫の疲労回復に役立ちます
 
ビタミンCも意外と多く、良質のデンプンに包まれていますので、加熱しても壊れにくいという特徴があります。
 
その他、カリウム(高血圧予防)、ビタミンB2(老化防止)なども豊富に含まれており、エネルギー補給には最適な食材です。
 
食物繊維が多いので便秘の解消にはいいのですが、正常な場合、与えすぎると下痢の原因になります。
 
また、カロリーが高く、大きいので1粒約35calあります。肥満気味の愛犬・愛猫は注意してください。
 
 

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愛犬・愛猫に与えてもよい栗の量は?

犬(体重5kg)…加熱して1個程度。渋皮を取り除き、細かくしたものを与える。(『いぬのきもち』より)
 
雑誌『ねこのきもち』には「栗」に関して書かれていませんが、犬と同様に1個程度が適量です。
 
1日に与える量は個体差がありますので、様子をみながら調整してください。また、研究の進歩により、与えてはダメな食品になる場合があります。
 
 

愛犬・愛猫が甘栗を食べても大丈夫?

日本栗は、100gで164kcalあります。(茹でた栗で1個15g~20g(可食部)です。)
 
甘栗は、100gで222kcalです。
 
甘栗の方がカロリーが高いので、与えすぎに注意すれば大丈夫です。
  
ただし、猫はあまり甘味を感じないと言われているのに対し、犬は甘味を感じると言われています。
 
ですので、犬は甘味のある食材を覚えてしまうと、いつものフードを食べなくなる可能性がありますので注意してください。
 
 

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実は渋皮にも栄養が

『いぬのきもち』には、渋皮を取り除くようにと書かれていますが、渋皮煮の仕上げに砂糖やシロップを入れない状態のものなら与えてもだいじょうぶです。
 
栗の渋皮には抗酸化作用のあるタンニンが含まれています。
 
タンニンは細胞の酸化をおさえ、老化防止の働きをします。
 
渋皮煮には、渋皮をやわらかくしたり、アク抜きのために重曹(重炭酸ナトリウム)を使うことがありますが、問題はありません。1gの重曹は食塩0.7gに相当します。
 
 
追記(2018年8月14日):栗はカリウムの量が非常に多く、100g中420mgも含まれています。よって、血中のカリウムの値が高い犬・猫、腎臓病の犬・猫には栗を与えるのはNGです。
 
 

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