柿にはビタミンCとβ-カロテンが豊富に含まれています。ビタミンCとβ-カロテンを同時に摂取することで、強い抗酸化作用が期待できます。
犬や猫は、体内でビタミンCを合成できるので、与える必要はないと言われていますが、子犬や子猫、大型犬、妊娠中・授乳中の場合は、ビタミンCが通常より必要になります。
ビタミンCをを摂取させるには、柿は最適です。
ただし、食物繊維も多いので、与えすぎると下痢の原因になります。また、皮はむいて与え、種の誤飲に注意しましょう。
※抗酸化作用とは、血管や細胞を傷つけたり、体の内側を酸化させ(サビさせ)、動脈硬化などを引き起こす活性酸素を抑制する作用のことです。
※1日に与える量は個体差がありますので、様子をみながら調整してください。また、研究の進歩により、与えてはダメな食品になる場合があります。
参考:犬(体重5kg)…生で15g程度、渋柿はNG(『いぬのきもち』より)
柿に期待できる栄養分
食物繊維が豊富なので、便秘解消効果があります。
また、カロテンの一種であるクリプトチサンチンとリコペンには、抗ガン作用があると言われています。
人間の場合、柿に含まれているタンニンは、アルコール分解作用があるので、二日酔い解消に効果があります。
果肉の黒い斑点が、タンニンの固まったものです。
スポンサーリンク