愛犬・愛猫が「そば（和そば）」を食べても大丈夫？そばアレルギーは？

愛犬・愛猫にそばを与えるなら

犬（体重５kg）…10cmを２本（『いぬのきもち』より）
　
猫に関する記事はみあたりませんでした。犬と同量と考えてください。
　
１日に与える量は個体差がありますので、様子をみながら調整してください。
　
　

幼犬・幼猫にはそばを与えてはダメ

問題なのは「そばアレルギー」です。
　
食物アレルギーは、幼犬・幼猫のときに発症することが多いので、幼犬・幼猫には与えないでください。
　
成犬・成猫で、初めて「そば」を食べる場合は、ほんの少しだけ与えて様子を見てください。
　
口のまわりや耳の奥に赤みや発疹が見られたり、まぶたなどが腫れあがったりしたら、それは「そばアレルギー」の症状だと思われます。
　
「そばアレルギー」でなくても、つゆ、薬味などは与えない。
　
ただし、焼き海苔なら細かくきざめば与えても大丈夫です（大きかったら、口の中にくっつくので不快感を与えてしまいます）。
　
　

そばの栄養分は？

注目されるのは、ビタミンＰと呼ばれるルチンを多く含んでいることです。
　
ルチンには、毛細血管をじょうぶにし、高血圧や脳卒中を予防する働きがあります。
　
不足すると歯ぐきから出血しやすくなったり、傷が治りにくくなります。
　
ただし、ゆでるとルチンはとけだしますので、そばアレルギーでなければ、ゆで汁・そば湯を少しかけてあげましょう。