愛犬・愛猫が「そうめん」を食べても大丈夫?「ひやむぎ」は?

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愛犬・愛猫が食べてもよい「そうめん」の量は?

・猫(体重4kg)…2~3cmに切り1本(20cm)程度(『ねこのきもち』より)
 
・犬(体重5kg)…2、3本程度
 
「つゆ」や「やくみ」を入れないように。
 
※1日に与える量は個体差がありますので、様子をみながら調整してください。
 
 
うちの愛犬(体重5kg)は「そうめん」が大好きです。
 
10本ほどをそれぞれ3等分に切って、ほんの少しポン酢の薄めたのをかけると、ツルツルとはいきませんが、むしゃむしゃおいしそうに食べます。
 
体調や、年齢によっては、消化不良を起こし下痢をすることがありますので、与えすぎに注意しましょう。 
 
 

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そうめんの塩分はだいじょうぶなの?

そうめんは、小麦粉・塩・水をこねて作られます。
 
塩は、グルテンと呼ばれるたんぱく質を引き締め、弾力を持たせる役目をしています。
 
ただ、そうめん(乾麺)を茹でて、水洗いすると、9割以上の塩分がなくなります
 
乾麺なら、100g中0.2gの塩分が残りますが、これくらいの塩分なら許容範囲です。
 
そうめんには、食物繊維が白米のご飯の4倍含まれています。
 
ですので、食べ過ぎると下痢の原因になります。
  
また、乾麺のままはだめですし、めんつゆをかけてもだめです。
 
 
「ポン酢をかけているやないのー」とつっこまれそうですが、薄めていますので塩分量はそんなに上がりません。
  
「無塩そうめん」というのがありますが、原料の小麦に食塩が含まれていますので、ゼロではないです。
 
 

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愛犬・愛猫に「ひやむぎ」を与えてもだいじょうぶ?

「そうめん」より少し太いのを「ひやむぎ」と呼んでいます。
 
「ひやむぎ」より太いのが「うどん」です。
 
なので、「ひやむぎ」を与えても大丈夫です。
  
「ひやむぎ」と「そうめん」の違い<乾めんの太さの定義(JAS規格)>
・そうめん:直径1.3mm未満
・ひやむぎ:直径1.3mm以上、1.7mm未満
・うどん:1.7mm以上
 
 

そうめんって栄養があるの?

乾麺の状態では、
 
・炭水化物
・脂質
・タンパク質
・食物繊維
・ミネラル(セレン、モリブデン)
 
などの栄養分が含まれています。
 
しかし、ゆでて水にさらすと、ミネラル類が流出してしまいます。
 
残った三大栄養素である炭水化物、脂質、タンパク質が効率よくエネルギーに変わるには、ビタミンB群などの栄養素が必要になります。
 
 
ビタミンB群が含まれている食材は何か?と探すより、
 
・おやつとして
・おすそ分けとして
・いつものフードをあげる前にちょこっとだけ
 
愛犬・愛猫にあげる「そうめん」は、こんな位置づけでよいと思います。
 
 

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