愛犬・愛猫が「ブロッコリー」を食べても大丈夫?注意点があります!

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ブロッコリーには、ビタミンCとビタミンEが豊富に含まれています。
 
ビタミンCはレモンの2倍以上あると言われています。
 
また、ブロッコリーには、スルフォラファンという成分が多く含まれており、そのすぐれた解毒作用や抗酸化作用から、様々な疾病予防の効果が報告されています。
 
特に、スルフォラファンは、ガンの予防効果があると期待されています。
  
スルフォラファンは、ブロッコリーの新芽(スプラウト)に多く含まれています。
  
ブロッコリーの仲間であるブロッコリースプラウトには、ブロッコリー以上にスルフォラファンが含まれています。
  

ブロッコリースプラウト

ブロッコリースプラウト


 
 

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愛犬・愛猫に与えてよい量

・犬(5kg)…加熱して10g程度、房の部分のみ
 
・猫(4kg)…茹でて刻んで小さじ1杯くらい
(『いぬのきもち』『ねこのきもち』より)
 
ブロッコリーは、茹でて、花蕾(からい)という、つぼみの集まった部分を細かく分けて与えます。
 
ゆですぎると、ミネラルやビタミン類が半分になってしまいますので注意しましょう。
 
茎や葉の部分にも栄養があり、与えても問題はありませんが、茎の部分には食物繊維が多いので、与えすぎると下痢の原因になりますので注意しましょう。
 
※1日に与える量は個体差がありますので、様子をみながら調整してください。
 
 

追記 与えすぎには注意!

<腎臓機能に問題がある場合はNG>
ブロッコリーにはシュウ酸が多く含まれています。
 
シュウ酸は体内でカルシウムと結合すると、シュウ酸カルシウムになります。
 
シュウ酸カルシウムが結晶化すると、腎臓、尿管、膀胱、尿道で結石になります。
 
<甲状腺に問題がある場合はNG>
甲状腺ホルモンは、体の新陳代謝を調節する働きをしています。
 
しかし、ブロッコリーには、ゴイトロゲンという成分が含まれており、甲状腺ホルモンをつくるために必要なヨウ素吸収を体内において阻害します。
 
 

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まとめ

ブロッコリーには、ビタミンC、ビタミンE、スルフォラファンが豊富に含まれていて、抗酸化作用があります。
 
抗酸化作用とは、余分な活性酸素が健康な細胞や遺伝子を攻撃するのをおさえる働きのことです。
 
活性酸素の害から守ることで、特にガン予防の効果が期待できます。
 
 
ブロッコリーには、ビタミンCがレモンの2倍以上含まれているので、体力の弱った老犬・老猫、妊娠中の犬・猫には抵抗力を向上させる最適な野菜です。
 
 
ただし、腎臓機能に問題がある場合や甲状腺に問題がある場合は、与えないようにしましょう。
 

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