愛犬・愛猫が「おでん」を食べても大丈夫?/猫と塩分と腎不全

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「味付けしたものは与えない」というのが基本です。
 
ちくわやはんぺんといった練り物には塩分が多く含まれています。
 
ちくわで約2%、はんぺんで約1.5%の塩分が含まれています。
 
これだと、機械製麺のうどん相当か、うどんより少ない塩分量ですが、だしの塩分が加わりますので、全体の塩分量が多くなります。
 
特に、腎臓病にかかりやすい猫にとっては、腎臓への負担が大きくなります。
 
 
その他の具材もだしの塩分がしみていますのでNGです。
 
 
<味付けする前に>
白身魚を主としたちくわやはんぺんは、良質のタンパク質で低カロリーです。
 
茹でて、さっと水洗いすると塩分がほとんどなくなります。
 
そして、小さく刻んでいつものフードにトッピングすると、食欲が増すことがありますので、食欲不振のときに試してみてください。
 
 

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猫と腎不全について

尿の通り道である管の内側の細胞が死んではがれ、ごみとなって管をふさいでしまうのが原因の一つとなっているのが腎不全です。
 
猫は5~6歳で急性腎不全になることが多いと言われています。
 
その内、5割~7割が改善することがなく、慢性腎不全になります。
 
その結果、15歳ほどで亡くなってしまいます。
 
「もう15歳に近いので、そろそろ寿命かな」と思うのは間違いで、腎不全にならなければもっと長生きします(ただし、完全室内飼いが条件)。
 
腎不全にならないようにするには、塩分に気をつけることが第一の対策です。
 
最近、血管内のごみの排除に関わって腎機能を改善させるAIMというタンパク質の動きに新しい発見があり、薬の開発が進められています。
 
この薬が誕生すれば、猫の寿命を大幅に延ばすことができるそうです。
 
 

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