ヒョウタンには、観賞用(工芸用)と食用があります。
観賞用のヒョウタンは、果肉部分を取って乾燥させ、磨いて置物にしたり、水筒などの容器として利用します。
この観賞用のヒョウタンは食べられません。
観賞用にはククルビタシンという有毒成分が含まれており、人間の場合ですが、知らずに食べて中毒を起こす事例が毎年のように報道されています。
ヒョウタンは、ウリ科の植物ですので、食べられると思ってしまいますよね。
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ヒョウタンを食べて事件になったことも
児童17人が中毒にかかった事件は、ニュースに大きく取り上げられました。校長先生が制止しているのに、担任の先生が児童に食べさせたのですから、これは事件ですね。
外でヒョウタンを見かけることがあれば、それはたいてい観賞用ですので、散歩中に愛犬がガブっといかないように注意してください。
といっても、少々高いところになっていますので、だいじょうぶでしょうが。
でも、猫は、青臭みを好む場合がありますので、猫を外に出しているのなら心配ごとの一つになるかもしれませんね。
食用のヒョウタンを炒めて食べるとおいしいそうですが、観賞用のヒョウタンを食用として誤って販売していたホームセンターの例もありますので、我々素人には観賞用か食用か見分けることができないようです。
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