鮭には良質なタンパク質が含まれています。
このタンパク質の消化・吸収は、他の魚より優れているといわれています。
また、鮭の身の赤色と関係のあるアスタキサンチンという成分を含んでいます。
アスタキサンチンは、老化の原因になる活性酸素を抑制する働きがあり、その抗酸化作用はビタミンEの約1,000倍といわれています。
その他、愛犬・愛猫の皮膚、被毛によい良質の脂肪分を多く含みます。
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愛犬・愛猫に食べさせてもよい「さけ」の量は?
・犬(体重5kg)…加熱して10g程度。ただし、塩ざけはNG。
・猫(体重4kg)…刺身ひと切れの半分くらい
(『いぬのきもち』『ねこのきもち』より)
※1日に与える量は個体差がありますので、様子をみながら調整してください。また、研究の進歩により、与えてはダメな食品になる可能性があります。
<鮭の皮は食べても大丈夫?>
刺身用の鮭をおすすめしています。
一般的に、刺身用には、皮は付いていません。
塩鮭の皮は与えないようにしましょう。
注意
塩鮭は避けて、生で与えるなら刺身用のものを。
スーパーで売っているような生鮭は、加熱が必要です。生鮭には、アニサキス等の寄生虫がいる可能性があります。
例えば、アニサキスが体内に入ると、最終的には肝臓内の胆管枝に定着し、肝機能に障害を起こします。
魚に寄生している寄生虫は、冷凍すれば死滅しますが、-20℃で48時間以上冷凍する必要があります。
家庭用冷蔵庫の冷凍室は、約-18℃ですので、死滅には至らない可能性があります。
生で食べられる安全な鮭は、刺身用と表記されています。
鮭、さけ、しゃけ、シャケ、サーモン
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