愛犬・愛猫が「かつお節」を食べても大丈夫?

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猫はできればNG。犬は△。

人間用のかつお節は、リンやマグネシウムが豊富なので、食べ過ぎると尿石症を起こす可能性があります。

与えるなら、ひとつまみ(0.5g)程度。

尿石症にかかったことのある場合、絶対に与えてはダメ。

ペット用のかつお節は、塩分をおさえてあるだけで、栄養素は人間用と同じです。

愛犬・愛猫が鰹節の「だしがら」をたべても大丈夫?

だしを取ったあとの「かつお節」には、リンやマグネシウムなどのミネラルが残っています。

「だしがら」を使った料理でもおいしいのはこのためです。

なので、かつお節の「だしがら」を特に猫には与えない方が無難です。

塩分はほとんど抜けていますので、与えるとしたらおやつ程度にしましょう。

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昔は「ねこまんま」を食べていた

たまに、白ご飯にかつお節をまぜ、ちょっとしょう油をたらしたのをたまに食べるとおいしいもんですね。

白ご飯、かつお節、味噌汁をまぜるというパターンもあります。

「ねこまんま」といって、猫もこうして食べていました。

昔は、猫がかつお節を食べると尿石症を起こすなんていう情報がなかったですから。

今は良いキャットフードが売られていますので、「ねこまんま」を食べている猫はあまりいないと思います。

いるとしたら、ほどほどにしておいた方が無難です。

猫はおしっこ系の病気になる確率が高いので気をつけたいですね。

かつお節のニオイを利用する

かつお節はダメだといっても、いい香りにつられますよね。

かつお節をいつものフードといっしょに保管し、ニオイを移すと食欲が増す場合があります。

一度ためしてみてください。

参考:『ねこのきもち』ベネッセ
『うちの猫の健康をまもる本』学研

猫が尿石症になると・・・

尿は、腎臓から尿管、膀胱、尿道を通って排出されます。

腎臓に石ができれば「腎結石」、尿管なら「尿管結石」、膀胱なら「膀胱結石」、尿道なら「尿道結石」と呼ばれています。

総称して「尿路結石」と呼びます。

結石によって、さまざまな症状がでますが、その症状が「尿石症」です。

<症状>
・オシッコを頻繁にする。
・尿に血が混ざる。
・腎臓病を起こす。 など

オシッコの回数が増えたり、オシッコがキラキラしていたら、動物病院で診てもらいましょう。

尿石症になると、専用の療養食を食べさせることになります。

また、月に1回や2回は病院通いをしなくてはなりません。

飼い主さんもたいへんですが、なにより猫ちゃんがかわいそうですね。

完全室内飼いの場合、尿石症さえ起こさなければ、猫は20年以上は生きると言われています。

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カツオブシ,かつおぶし

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