愛犬・愛猫が「チョコレート」を食べても大丈夫?ダメな理由とは

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広く知られている、愛犬・愛猫が食べてはいけない食品の1つですね。
 
でもなぜ愛犬・愛猫がチョコレートを食べてはいけないのでしょうか?
 

チョコレートを食べてはいけない理由

チョコレートの原料であるカカオ豆には、「テオブロミン (theobromine) 」という中毒成分が含まれていいます。
 
人間はこの成分を分解することができますが、犬や猫は分解することができません。
 

中毒症状

嘔吐(おうと)や下痢、動悸(どうき)やけいれん、てんかん発作など。
 
テオブロミンによる中毒症状は、体重1キロあたり、摂取量20mgで起こり、中毒死は、体重1キロあたり、摂取量約100mg~200mgで起きると言われています。
 
一般的なミルクチョコレートには、100g中155mgのテオブロミンが、ダークチョコレートには、100g中460~650mgのテオブロミンが含まれています。
 
下の写真のような板チョコは1枚約50gです。体重4kgの犬や猫が、この板チョコを1度に1枚食べると、中毒症状を起こす可能性があります。
 
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特に犬は注意

猫は、甘味を感じる舌の細胞が退化しているため「糖分の甘味」を感じることができないそうですが、犬は「糖分の甘味」を感じることができるので、一度味を覚えてしまうと誤食を繰り返すそうです。
 
 
 

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